支笏洞爺国立公園【支笏湖】編

支笏洞爺国立公園【支笏湖】編

支笏洞爺国立公園の概要

皆様、こんにちは。今日は北海道の壮大な自然を象徴する支笏洞爺国立公園内の支笏湖をご案内します。まず支笏洞爺国立公園ですが昭和24年に日本で14番目の国立公園として指定されました。北海道中央の南側に広がる自然の楽園です。面積は約10万ヘクタールに及び、その広大な敷地には定山渓、洞爺、登別の3つの有名な温泉地や活火山である昭和新山や有珠山、そして樽前山と恵庭岳といった壮大な山々が連なります。また、支笏湖、洞爺湖のカルデラ湖があります。カルデラと言うのはスペイン語で「鍋」と言う意味です。火山の噴火によって鍋の底のようになってしまい、そこに雨水がたまって出来た深い湖のことです。

支笏湖(しこつこ)

写真提供:ミシマアサミさん カメラの機種:Canon EOS R10 202/06/17 場所:有料駐車場の遊覧船乗り場手前から

壮大な支笏洞爺国立公園内に位置する、息をのむような美しさの支笏湖を訪れます。この湖は、恵庭岳、風不死岳、樽前山といった、標高1,000mを超える壮大な山々に囲まれています。アイヌの方々がかつて「シコットー」と呼んだこの場所は、「大きな面積の沼」という意味を持ち、原始の自然が色濃く残る特別な場所です。

支笏湖は、その形がカイコの繭のようで、周囲41km、面積77.3平方km、深さ363mと、北海道で最も深い湖です。日本全国でも二番目に深い湖で、その深さから「日本最北の不凍湖」です。寒い冬でも湖が凍らないのは、この深さと、近くのオコタンペ湖から流れ込む水と支笏湖を源として流れている千歳川により、水が絶えず動いているためです。

千歳市方面から支笏湖に向かう途中、翠明橋を渡ると、目の前に広がるのは千歳川の壮大な景観です。ここから見る支笏湖の水は、千歳川を通じて流れ出ており、大きな滝を思わせるような迫力ある景色を楽しむことができます。千歳川はアイヌ語で「シコッペツ」と呼ばれ、「大きな谷川」を意味しますが、これは単にサイズの大きさだけでなく、重要性をも指し示しています。

支笏湖の夏の風物詩、「チップ釣り」

ここ支笏湖では、夏の楽しみとして「チップ釣り」が親しまれています。チップとは、地元で愛されるヒメマスの別名です。この美しい魚は、もともと阿寒湖が原産地で、今では支笏湖の代表的な名物となっています。毎年、支笏湖畔のふ化場で育てられた稚魚が湖に放流され、6月から8月の解禁期間中は、多くの釣り愛好家がこの地を訪れます。湖面には貸しボートや個人のボートが浮かび、活気に満ちた風景が広がります。

支笏湖のヒメマスとその挑戦

昭和49年にはヒメマスが水カビ病に見舞われ、多くの個体が被害を受けました。この病気は尾ビレの細胞が死んでしまい、水生菌が繁殖するというものです。しかし、その後の努力によりヒメマスは徐々に回復し、現在では毎年安定して放流されています。この経緯は湖畔の貸しボート屋や旅館、食堂など地元経済にとって大きな試練となりましたが、今では再び多くの釣り人で賑わう光景が戻っています。

ヒメマスは見た目も美しく、味も最高です。刺身、塩焼き、フライ、燻製など、どのような調理法でもその美味しさを楽しむことができます。特に産卵期のオスは鮮やかな紅色に染まり、その美しさは見る者を魅了します。ヒメマスは「カパッ・チェブ」というアイヌ語から名付けられ、「チップ」として親しまれています。

この魚は、もともとは海に生息していたベニサケ(ベニマス)の淡水形態で、いつの間にか湖沼に定着し「陸風種」として知られるようになりました。

産卵期には、オスのヒメマスが鮮やかな紅色に染まる様子は、まさに自然の奇跡です。この美しい変化は、観光客の皆様にとっても見逃せない光景の一つです。ヒメマスの名前の由来はアイヌ語の「カパッ・チェブ」で、薄い魚という意味があります。これが訛って「チップ」と呼ばれるようになりました。

明治27年に、阿寒湖から支笏湖にヒメマスが移植され、その成功は他の多くの湖へと広がりました。洞爺湖、クッタラ湖、そして本州の中禅寺湖や箱根の芦ノ湖、さらには九州の池田湖にもこの美しい魚が放流されています。これにより、ヒメマスは日本全国で親しまれる存在となりました。

※別の名前をカワチップといい、とても味の良い魚です。姿も名前の通りお姫様のように美しく、北海道3代目開拓長官、黒田清隆氏がヒメマスと名付けました。

支笏湖の神秘的な伝説

美しい支笏湖の伝説についてお話しします。支笏湖は、その透明な水と未汚染の自然美で知られていますが、この湖には古くから伝わる不思議な話が存在します。雨が降り、木の葉が湖を覆っても、翌朝にはいつも通りの澄んだ水面に戻ると言われています。アイヌの人々は、湖には清掃をする女の主がいて、夜になるとこの美しい湖を掃除しているのだと信じています。

しかし、この平和は時折、他の沼の主たちが湖を支配しようと暴れ回ることで脅かされます。ある時、湖を守る女の主は、隣村の若者ムビヤンに助けを求めました。ムビヤンはアイヌの中でも特に強い心を持つ青年で、弓の腕前も一流でした。女の主の頼みを受け、鉄の矢じりで湖を荒らす怪物を退治することに成功しました。その一撃は、怪物を遠くへと追いやり、湖は再び平和を取り戻しました。

この戦いの舞台となった場所は、現在のオコタンペ湖とされており、その戦いの痕跡が沼の赤い色に残っていると言われています。この伝説は、支笏湖とその周辺の自然がいかに大切にされているかを物語っています。

遊覧船の歴史

支笏湖での遊覧船サービスは、昭和12~13年に運行を開始した定期バスと連携して始まりました。それ以前の大正13年には、初めての発動機船が試運転を行いました。その際、後ろに下がって行ったため「ざりがに」という愛称で呼ばれるようになった興味深いエピソードも残っています。

この船は湖畔に郵便物を輸送数る目的で運行されたもので、苫小牧方面からの郵便物を積んだバスが現在のモーラップにある青少年研修センターの辺りまで運行し、そのあたりの木の枝に長さ1mほどのレール(汽車)がぶらさげてあって、そのレールをを金棒で力いっぱいたたくのが船への合図でした。合図を受けた船は郵便物をバスから受け取り、湖畔へと運んでいたのです。

現在、支笏湖観光運輸株式会社が遊覧船を運営しており、昭和35年からの歴史を持ちます。運行期間は4月中旬から11月の上旬までとなっており、季節によって異なる支笏湖の美しさを体験できます。船上からは、恵庭岳や樽前山など周囲の山々の壮大な景色と共に、湖の透明な水を間近に感じることができます。

かつては、郵便物を運ぶためだけでなく、王子製紙の原木輸送や、恵庭岳の金山からの貴重な資源輸送にも船が利用されていました。この地域の歴史と共に発展してきた遊覧船は、多くの変遷を経て今日に至ります。

下車案内

かつて支笏湖は無料駐車場のモーランプキャンプ場とポロピナイキャンプ場にバスを止め、お客様に下車して頂き湖と山々をご覧いただき、ガイドは下車案内し写真を撮られる方々の、にわかカメラマンとしてシャッターを押しました。 支笏湖、洞爺湖、阿寒湖、摩湖、大沼、姫周、知床五湖、神仙沼、青池、オンネトーなど、北海道に点在する湖や沼、自然が広がる場所での下車案内が多いです。これらの場所では、自然の美しさを背景にした撮影スポットが多く、旅の記憶を残す写真撮影に最適です。

支笏湖を訪れた際には、有料駐車場からビジターセンター、トイレ、お土産屋さんを横目に、遊覧船乗り場手前にある場所まで下車案内です。バスから降りると、季節に応じた気候の変化に対応し、トランクから必要なものを取り出す方、焼きとうもろこしやジャガバターなどの匂いに、お土産屋さんへ行かれる方、真っ先におトイレに行く方と様々いらっしゃいます。

バスツアーの流れとして、次の訪問地までの所要時間、トイレ休憩、昼食時間、そして宿泊先の到着時間や注意事項も含め、目的地までの間、車内では詳細にご案内しています。お客様の自由と快適を最優先に考え、柔軟に対応しておりますが、注意事項も含めてご案内しますので、なかなか、マニュアル通りにご案内が出来ない場合があります。

今こうして文章にできることで、お役に立てれば思っています。 その反面、景色がなく文章だけで表現するのは難しいものです。併せてご容赦頂ければ幸いです。

湖畔の山々

北広島市方面から見た山々

恵庭岳

右手の高い山。標高1,320メートルの第四紀火山で、平成3年に気象庁により活火山に指定されました。

アイヌ語で「頭が尖っている山」という意味の「エエンイワ」から名付けられました。約4万年前の巨大噴火によって形成された支笏カルデラに位置し、この地形は圧倒的な自然の力の証です。風不死岳、樽前山とともに、北海道を形成する重要な火山群の一部で地質学上では安山岩で、那須火山帯に属しております。

昭和47年、札幌冬季オリンピックの際に滑降競技の舞台として使われた恵庭岳は、日本スキー史において特別な立場を堅持しています。恵庭岳の南斜面に設けられた滑降コースは、ヘリコプターによるという意図的な探索の末に選ばれ、2680メートルという長大な距離が特徴でした。 このコースは、国際規模のAクラスに認定されており、日本国内でも最上級のコースとして認められていました。

この景色は息をのむ美しさで、頂上からは支笏湖やオコタンペ湖が一望でき、さらには大雪山連峰や十勝岳連峰が遠望できるという、絶景のロケーションでした。参加した外国人選手たちからも高い評価をいただきました。

しかし自然環境を守るために、オリンピックの大会終了後、オコタンペ湖の周辺が国立公園特別保護地域に指定されていることにより、スキー場の設備は全て撤去されました。そのあとには植林がほどこされ、現在はかつての自然豊かな姿を重ね、再び多くの野生動植物の活動となっています。

現在の恵庭岳は、自然保護の重要性を示す場として、また過去のオリンピックの歴史を伝える場として、訪れる人々にその価値を教えています。自然と歴史の融合したこの地を訪れることで、北海道の豊かな自然と文化遺産を肌で感じることができるでしょう。

恵庭岳にはいくつかの登山ルートがあり、特にポロピナイコースは登山者に人気です。このコースは爆裂火口の北側を通り、山頂へのダイナミックな景色を楽しむことができます。しかし、地震や自然の影響で一部のエリアは安全のため立入禁止となっていますので、訪れる際は注意が必要です。

また、支笏湖オコタン湖畔から始まる西沢ルートや、丸駒温泉からアクセスする滝沢ルートも存在します。これらのルートは未整備で、自然のままの風景を楽しみながら、より本格的な登山体験を求める方におすすめですが、恵庭岳への登山を計画される際は、適切な装備と事前の体調管理を忘れずに。また、天候や地形の変化にも注意を払い、安全第一でお楽しみください。

風不死岳(ふっぷしだけ)

標高1102m、支笏湖が出来た後に、樽前山と共に噴出した山です。どっしりとした風格のある山で、上半身裸の樽前山と違って、全山トドマツ、ササ、ツツジ等でおおわれ、アイヌ語の「フップ・ウシ」トドマツの多い沢、と言う意味です。この山はいまだに山のオヤジと呼ばれるヒグマ、シマリス、エゾリス等の楽園となっており、何十年か前の春先、山菜づみに入った人がヒグマに襲われたという話を聞いております。

地形は溶岩ドームを含む複雑なものです。約4万年前からの火山活動により、この地域は形成され、特に約8,500年前と4,500年前の水蒸気爆発が風不死岳の地質を形作っています。

かつてトドマツの純林で覆われていたこの山は、昭和29年の洞爺丸台風により大きな被害を受け、その後の自然の回復力を見ることができます。平成23年には活火山に指定され、その地質的な重要性が改めて認識されました。

風不死岳へは比較的容易で、国道276号から北海道道141号を経て、美しい自然の中を進むことができます。山麓には苔の洞門などの景勝地もあり、自然の美しさを間近で感じることができるでしょう。

樽前山7合目ヒュッテから、および樽前山からのルートが一般的。北側から尾根沿いおよび沢を登るコースもございます。

樽前山

標高は1,041メートルで、山頂には特徴的な樽前ドームがあります。プリンを思わせるような頂上のドームは、明治42年の爆発で新しく出来たものです。これは吹きだした溶岩が非常に粘り強く、流れ出さずに火口を埋めて盛り上がり固まったものです。

ドームの直径は450m、高さは100m、2つの方向に割れ目が入っていて、そこから絶えず白い噴煙を上げております。明治7年の大爆発の時、それまであったドームを吹き飛ばしたと言いますから、この樽前山は、ドームを造ったり壊したりするのが好きらしく、油断の出来ない山です。

有珠山噴火後の昭和53年5月、23年ぶりに小噴火をおこし、それ以来、火山性地震のひん発、また頂上のドームの隆起など、不気味な動きが見られ要注意の山です。

石狩、胆振(いぶり)の両方の境にまたがり、支笏湖が出来ましてから南東部に噴出したものです。今から約350年前の1667年9月23日に大爆発をおこし、昭和53年まで28回の噴火が記録されている三重式の活火山です。

山名の「樽前山」はアイヌ語の「タオロマイ」(川岸の高いところにあるもの)に由来します。これは、樽前山の南側を流れる樽前川の上流部、つまり山そのものではなく川を指して名付けられた可能性があります。また、地元では「たるまいさん」「たるまいざん」とも呼ばれており、地域に根ざした呼称です。

樽前山の登山ルートをご案内致します。この美しい山は、家族連れや初心者にも人気の登山地です。樽前山への主要なアクセスは、国道276号から北海道道141号樽前錦岡線を経て、林道へと続くルートです。7合目登山口にある駐車場からは、東山までの道のりは徒歩で約50分とありますが実際に登った私の感想は、針葉樹のある登山道は大丈夫でしたが、木の生えていない部分からは足元が砂地のように感じズルズルと滑るように重くも感じ50分以上かかりました。

頂上はドームになるのですが、ドームからは有害な火山ガスのある噴煙があり上れません。ドームを囲む外輪山の部分が登山のゴールとなります。

かつては支笏湖側からのアクセスもありましたが、苔の洞門と呼ばれる美しい苔密生地を保護するため、現在は封鎖されています。その一部は苔の洞門の観察用遊歩道として再整備されましたが、自然災害により一時的に閉鎖中です。

2024年度からは東山コースの一部が修繕のため閉鎖されるとのことです。登山計画を立てる際は、最新の情報を確認し、安全に配慮したルート選びをしてください。

支笏湖までのアクセス

新千歳空港から道道16号線を経由して約40分

通称、支笏湖スカイロードは、道内でも美しいドライブコースとして知られています。このルートは、カラマツや白樺の美しい木立を抜け、千歳方向からは左手に支笏湖を源とする清らかな千歳川の流れを望むことができます。

札幌市内より国道453号札幌支笏湖線で約1時間15分

かつては道道512号札幌支笏湖線として知られていたこの道は、平成5年に国道453号線に格上げされ、その歴史は今も輝きを放っています。

※今から約40年前、札幌の数ある高校の一つ、〇〇高校では、札幌から支笏湖まで遠足をしたそうです。運動部の子は走り、疲れたら休み、普段あまり歩かない子や走れなくなった子のためにバスが最後尾について行き乗せました。途中トイレもありませんので、みんな脇道で用を足したそうです。〇〇高校出身お~ちゃん情報※

↓iPhoneマップから「経由→徒歩」での場合の時間

バスで通るとき、競輪選手を目指しているのでしょうか、スポーツ用自転車の後ろに大型車のタイヤをロープにつけて走っているのを時折見かけました。途中のカーブと勾配が厳しいこの道は冬季間通行止めになることも多々ございます。

札幌からですと高速道路を利用して千歳インターチェンジまで行きそこから道道16号線、通称千歳スカイロードを通っても時間はさほど変わりません。国道453号線ですと支笏湖が出来た後に恵庭岳が噴出したのですが、恵庭岳からの噴出物で沢がせき止められてできたオコタンペ湖が見えます。湖面の標高572m、周囲5kの湖です。そして分岐点からは湖畔の宿、丸駒温泉へと続きますので、そちらが目的でしたら安全運転走行して頂ければと思います。

国道453号線の急カーブを下り進んで参りますと、いよいよ支笏湖が見えて参ります。そこからは湖岸沿いを進んでいくのですが、ポロピナイキャンプ場があります。このポロピナイと湖畔市街を結んでいる道路は、支笏湖カルデラの壁沿いに造られたもので、約7k続いております。この道路や湖の景観を損なわないように、崖を崩して道を付ける方法は一切取らず、岸辺に沿って湖の中に基礎コンクリートを打ち、その上にブロックとコンクリートで土台を作り、土砂を埋めて舗装する方法をとりました。

この埋め立てに使われた土砂は8万立方m、コンクリートブロック10万個、支笏湖の冷たい水と戦いながら完成した、いわば湖上にかけた橋でございます。昭和42年の開通で、昭和59年まで有料道路として運営されていました。

有料道路であった時代、料金は片道、小型自動車が250円、自転車が50円でした。 通行時間帯は日中のみで、冬期間は無料となっておりました。料金所を避けて途中で引き返す人も少なくありませんでした。通行料金は、道路建設費償還のための財源となっていて自転車から自動車まで徴収されていました。そのおかげで昭和59年に償還が還流して無料化となったのでございます。

STVニュース北海道:2023年、雪崩が発生したかつての有料道路部分ですが今は無料

わずか2メートルの道幅が湖岸を彩り、その美しさを堪能できます。湖岸道には9本の覆道があり落石危険地帯ということです。ポロピナイキャンプ場は平成20年に閉鎖されキャンプ場跡地は現在立ち入り禁止になっています。

苫小牧より国道276号線を経由して約30分

国道276号線とは、紙の街苫小牧市から支笏湖畔を通り美笛峠を超え、途中にある分岐点で国道230号線の喜茂別町、倶知安町へと続く道です。そちらへ行く方向にモーラップキャンプ場があります。樽前山を仰ぐこのキャンプ場は千歳市営で、支笏湖唯一の砂浜として、キャンパーに親しまれています。開設期間は年によって違います。モーラップとはアイヌ語で緩やかな翼とという意味です。標高507mのモーラップ山が緩やかな頂を二つ並べ、それが丁度翼を広げたように見えますところから名づけられたようです。

有料駐車場料金
車種 二輪車200円  乗用車500円  マイクロバス1,000円  大型バス2,000円

支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり

写真提供:ミシマアサミさん カメラの機種:Canon EOS R10 2024/02/24 氷濤まつり期間の支笏湖と恵庭岳 場所:有料駐車場の遊覧船乗り場手前から

昭和54年から氷濤まつりが開催されました。骨組を木で作り、支笏湖の水をホースで引き、氷点下の気温を利用して吹きかけ、まるで鍾乳洞のようにも見えます。昼間は勿論、夜はライトアップされて、とても美しいです。札幌雪まつり、支笏湖の氷濤まつり、層雲峡の氷瀑(ひょうばく)まつりと冬のお祭りとして有名です。他の市町村でも冬のイベントを楽しむ事が多くあり、後日ご紹介させて頂ければと思います。


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